綱取り大関・大の里が無傷の４連勝…絶好調の王鵬を破る
大の里（左）が押し出しで王鵬を下す（カメラ・竹松　明季） 画像（1枚）

◆大相撲夏場所４日目（１４日、東京・両国国技館）

　初の綱取りに挑む大関・大の里（二所ノ関）は、西前頭筆頭・王鵬（大嶽）を押し出し、無傷の４連勝とした。立ち合いで右から当たり、突きを連発、王鵬を圧倒した。

過去の対戦成績が直近２連敗で前日、横綱・豊昇龍（立浪）を下すなど３連勝と絶好調の王鵬から白星を挙げ、また関門をひとつクリアした。

　前日対戦の東前頭２枚目・阿炎（錣山）とは過去３勝３敗で、強烈なのど輪に土俵に詰まったものの、落ち着いた取り口で、送り出した。連日、「しっかり集中したい」と口にする大関が、一歩ずつ横綱に前進している。

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