◆イースタン・リーグ 日本ハム9―2巨人(14日・鎌スタ)

 巨人の鈴木大和外野手(26)が、イースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)に「1番・中堅」で先発出場。3回2死一塁から左前安打を放つと、3点を追う5回2死一、二塁では、日本ハムの先発・孫易磊の147キロ直球を中前へはじき返し好機を拡大。

マルチ安打をマークし、2軍戦の打率を3割2分1厘まで上げた。

 得点圏で勝負強さを発揮する。8打数5安打で得点圏打率は6割2分5厘。育成4年目の外野手は「あまり意識はしていないけれど、自然と集中力が上がっているのかな」と、笑顔を見せた。守備でも4回2死から松本剛の中飛を好捕し「大和を守らせておけば安心だと思われるように」と意気込む。

 チームは12日に、ソフトバンクと2対1での交換トレードが成立。残る支配下枠は7つと1枠増えた。まずは支配下を勝ち取るため、背番号003がグラウンドを駆け回る。

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