東京Vは15日、シンガポール文化社会青年省の法定機関である「スポーツシンガポール(SportSG)」との覚書を更新したと発表した。

 シンガポールのサッカーの水準向上を推進する国家プロジェクトから、シンガポール国籍のコーチ2名を研修コーチとして5月6日~12月7日まで受け入れる。

 東京Vはアジアを代表する総合クラブを目指し、世界におけるスポーツの普及・発展に貢献するため、世界各国との取り組みを推進しており、昨年からスポーツシンガポールと覚書をかわし、同国のコーチ2人を受け入れていた。

 城福浩監督は「去年初めての試みで基本的にはスタッフ、選手ミーティング全て入れるようにしていました。シンガポールから来た人たちが、強い刺激を受けて、彼らが母国に帰った時に、シンガポールの指導者の中で中心となっていくような、国を担っていくような、人材を育てることがビジョンであると思うので。我々が何をやれるかと言えば我々の情報を開示すること。研修に来てもらった人たちがシンガポールで活躍することが、我々にとって非常にうれしいこと。去年来てくれた2人が今年シンガポールで活躍しているのを、僕も実際に冬に見に行きましたし、聞いているので、そういう意味ではシンガポール政府と我々の提携の信頼関係としてはいいスタートが切れているんじゃないかなと思います」と話した。

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