◆米大リーグ ドジャース―アスレチックス(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日午前11時10分開始予定)、本拠地・アスレチックス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。この日は、来場者全員に昨季の「50―50」(50本塁打&50盗塁)を記念したボブルヘッド人形が配布される試合。
試合前にブルペン入りして20球を投げた前日14日(同15日)には、4試合ぶりの本塁打で先制の13号先頭弾を放った大谷。この日はブルペン入り翌日とあって試合前の練習でグラウンドには姿を見せず、キャッチボールも行わなかった。
投手としては当初5月頃の復帰を目指していたが、昨年11月の左肩手術なども影響して、今年3月には一時ブルペン入りを見合わせるなど慎重な調整が続いていた。まだ打者には投げておらず、メジャー復帰登板は7月のオールスター後になることが有力となっている。
ドジャースのフリードマン編成本部長は「今は週2回のブルペン投球をして、それに対してどのような反応を示すかをモニタリングしているが、今のところ彼の調子は非常に良く、すべてが順調に進んでいる。どこかの時点で、我々はライブBP(実戦形式の打撃練習)に進む予定であるが、現時点では毎週様子を見ながら進めている。そして彼が10月まで強く保てるような土台を築いてからカムバックできるようにしている最中だ」と説明した。