NHKマイルCを制したパンジャタワー(牡3歳、栗東・橋口慎介厩舎、父タワーオブロンドン)が今秋、豪州のゴールデンイーグル(11月1日、ローズヒルガーデンズ競馬場・芝1500メートル)を大目標にすることが分かった。管理する橋口調教師が5月16日、明らかにした。
同馬はすでに放牧へ出され、夏場を休養に充てることが決まっている。橋口調教師は「こちらとオーナーサイドの意見が一致して、その方向になりました。本番の前に一度使いたいと思っていますが、それが国内か海外なのかは状態を見ながら考えます。出走できない時にはアメリカのブリーダーズCを目指したい」と見通しを語った。
ゴールデンイーグルは2019年に創設されたレースで、昨年まで優勝すれば525万豪州ドル(約5億1063万7575円)という超高額賞金が目玉。2023年には日本馬のオオバンブルマイ(牡5歳、栗東・吉村圭司厩舎、父ディスクリートキャット)が勝っている。