◆米大リーグ ドジャース19―2アスレチックス(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、本拠地・アスレチックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、3、4打席目に14、15号と2打席連続アーチを描いたが、5、6打席目は本塁打が出ずにキャリア2度目となる1試合3本塁打はでなかった。

 17―2で15点をリードした8回無死二、三塁の6打席目は敗戦処理で登板した捕手のペレダと対戦し、空振り三振に倒れた。

 最後は高めのボールになる直球で空振り三振。ボールはア軍ベンチに回収された。

 カウント1-2から89・4マイル(約143・9キロ)の高めに外れるボール球の直球で、空振り三振。試合後ペレダは記念球を披露した。すでにケースに入れられ「OHTANI STRIKEOUT MAY15,2025」と記されていた。ボールを手にしたペレダは大敗にあってもドヤ顔で写真におさまった。

 ペレダは「彼(大谷)と対戦したかったんだ。三振させたいとかではなく、ただ対戦したかった。対戦したかった打者は彼だけだった。そして三振に仕留めたからすごくうれしかった」とご機嫌。「(ピッチャー返しをされたら)殺されるんじゃないかと思ったからね。だからボール球を投げて、空振りかボールになることを祈ったよ」と、してやったり。

大谷からサインは、終了後の時点ではもらえていないという。

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