5月17日の京都11R・鞍馬S・4歳上オープン(芝1200メートル=11頭立て)は、8番人気のオタルエバー(牡6歳、栗東・中竹和也厩舎、父リオンディーズ)が約1年5か月ぶりの勝利を挙げた。勝ち時計は1分8秒7(重)。

 外枠から好スタートを決めて先行。抜群の手応えで直線に向くと、幸英明騎手のゲキに応えてパワフルに伸びた。残り1ハロン過ぎで先頭へ。最後まで脚いろは衰えず、キタノエクスプレス(国分優作騎手)の追い上げを半馬身差で振り切った。

 23年8月以来にコンビを組んだ幸騎手は「強かったです。4コーナーまで手応えが良かったです。直線でも手応え通りに伸びてくれました。能力が高い馬で、いいときに乗せてもらいました」と笑顔。中竹調教師は「(騎手が)返し馬で気合をいれてくれたみたいで、道中の行きっぷりが良かった。賞金加算ができたのは本当に大きい。この馬場にしたら時計も悪くないしね」と安どした。

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