◆大相撲夏場所7日目(17日、東京・両国国技館)
大関・琴桜(佐渡ケ嶽)は、西前頭2枚目・豪ノ山(武隈)に寄り切られ、3敗目となった。豪ノ山にもろ差しとされ、あっさりと土俵を割った。
初日と3日目に黒星を喫し、不安なスタートとなったが、4日目から3連勝で徐々に巻き返してきたように見えた。前日は東前頭4枚目・尊富士(伊勢ケ浜)の猛攻を懸命にしのぎ、体を預けて寄り倒すなど勝利への執念が見えた。「目の前の一番に集中して取っているだけ」と淡々と話していたが、この日は相性のいい相手に思わぬ敗戦となった。