元日本代表FWの岡野雅行さんが17日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜・午後5時)に出演した。

 今回は「J1はすごいよ!」と題して、Jリーグの最上位リーグのJ1と下部リーグのJ2、J3との違いを深掘り。

 J1の浦和始めJ2、JFL、海外など4チームでプレーした岡野さんはMCの浜田雅功の代役MCの「千鳥」ノブに「J1、J2、J3と結構、格差がありますか?」と聞かれると「僕はJ3のチームで11年ぐらいやってたんで、なんとなく、その辺は分かるんですけど」とJ3のガイナーレ鳥取のGMを11年間務めた経験を交えて語った。

 「年間予算が大体4億(円)ちょっとぐらいでやってたんですけど、J1になったら50億。浦和レッズに関しては今だと100億円」と明かした。「お客さんの数も地域によっては全然違いますんで、チケット収入だけでも全然違います」と語った。

 練習環境についても「普通の公園みたいな所で練習するんですけど、公園で(水飲みを)回すと水出るじゃないですか。最大にしてみんなで水を浴びて」とエピソードを披露。「夏なんかは河川敷で練習してたんで、犬のフンがたくさん落ちてて。その上で練習して、最後は川に飛び込むみたいな」と続けた。

 さらに遠征試合の移動について聞かれると「J1は快適ですよね。新幹線だったり飛行機だったり。本当に素晴らしいホテルにも泊まれますし、前泊もできるし、後泊もできる」と答えた上でJ3移籍後は「バスで10時間遠征」と大き過ぎる格差をぶっちゃけ。

 「鳥取は移動手段があまりないんですよ。

新幹線もないですし、飛行機も本数が少ないので」と続けると「J3とかって結構、東北のチームが多いんですよ。なので、どういう行き方がいいか考えるんですけど、結局、バスが一番、そのまま直接行けるってので。8時間、9時間は当たり前なんですよ、往復で。ホテルとかも後泊できないじゃないですか、お金ないから。試合終わったら、そのまま帰るんですね。勝てばいいんですよ。負けた時の(バスの)10時間考えて下さいよ。地獄です。朝の6時半とかに着くんですけど、そのまま練習場に行くんです。本当にすごかったです」と振り返っていた。

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