◆大相撲 ▽夏場所第8日(18日、東京・両国国技館)

 東序二段22枚目・岡田(高田川)が東同19枚目・朝天舞(高砂)を押し出し、3勝1敗とした。立ち合いから突き押しで勝負をかけたが、粘り強く前に出てくる相手に苦戦。

「このまま雑に押しても相手のペース。1回冷静になった」といなして下から突き上げ、土俵外に出した。

 東海大柔道部出身の23歳は、取組後は反省しきり。「押しが強いというのは知っていたので、押しで勝負してみようと思ったけど、力が強いのと形が崩れない。自分は押すのに必死で形がバラバラ。差を感じた。体だけで勝った感じです」。幕下経験もある43歳の朝天舞に「胸を借りて、いい経験をさせてもらいました」と感謝した。

 2連勝で勝ち越しに王手をかけた。今場所後の三段目昇進を目指し「次も頑張ります」と力を込めた。

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