ヴィクトリアマイル・G1(5月18日、東京・芝1600メートル、良)は1番人気に支持されたクリストフ・ルメール騎手が騎乗したアスコリピチェーノ(牝4歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父ダイワメジャー)が勝利。この結果を受けて、現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げた元騎手の安藤勝己氏(アンカツ)が18日のレース直後に自身のX(旧ツイッター)でレース分析を投稿した。

 安藤氏はレース前日の17日に「アスコリピチェーノとクイーンズウォークの外枠はむしろ歓迎やと思うけどな」とⅩで投稿していた。レース後のⅩでは「ねっ、2頭とも外枠良かったでしょ」と切り出し、「アスコリピチェーノは地力やね。久々感があってスタートから4角までモサモサしてた。ただ、エンジンかかるとあの位置からでも伸び続けて捕らえるもんな」と能力の高さを絶賛していた。

 惜しくも2着に敗れたクイーンズウォークに関しては「大跳びで長くいい脚を使えるのが持ち味。2着という結果だけ除けば完璧な組み立てやった」と指摘。7番人気で3着に食い込んだシランケドには「どこで脚がタマッたのか知らんけど、東京マイルであのキレ味には驚いた。相手なりやから馬群を割る選択でファイトしたのかな。シランケド」と振り返った。

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