◆大相撲夏場所8日目(18日、東京・両国国技館)

 綱取りを目指す大関・大の里(二所ノ関)は、西前頭3枚目・平戸海(境川)を下して8連勝。単独首位に立った。

過去3勝2敗の相手に強い当たりから、突き押しで圧倒し、給金を直した。

 前日は、難敵の東前頭4枚目・尊富士(伊勢ケ浜)を強烈な当たりから、右に開いて勝利。引き技となったが、圧力をかけた上だったので、危なげなかった。「しっかり対応できた」と納得した表情だった。年6場所制となった1958年以降、初土俵から所要13場所での史上最速での横綱誕生に確実に近づいている。

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