◆大相撲夏場所8日目(18日、東京・両国国技館)

 先場所途中休場した横綱・豊昇龍(立浪)は、東前頭4枚目・尊富士(伊勢ケ浜)を小手投げで下し、6勝目を挙げた。立ち合い、右に変化した尊富士にあわてず、右から投げた。

首位の大関・大の里(二所ノ関)との2差を守った。

 横綱初優勝を成し遂げるためには、もうあと1敗もできない状態で踏ん張っている。3日目、西前頭筆頭・王鵬(大嶽)、4日目、東前頭2枚目・阿炎(錣山)に連敗した際には、休場を心配する声も上がっていたが、これで4連勝だ。どうにか終盤まで優勝争いに食らいついて行く。

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