◆大相撲夏場所8日目(18日、東京・両国国技館)

 小結・若隆景(荒汐)は、西前頭筆頭・王鵬(大嶽)を寄り倒して7連勝。1敗を守った。

過去3勝1敗の相手を引いてくるところを右を差し、押し込んで快勝。初日こそ横綱・豊昇龍(立浪)に敗れたが、2日目以降は白星を重ねてきた。

 22年春場所、12勝3敗で初優勝。大関の期待がかかったが、23年春場所で大けがを負い、幕下まで陥落。昨年名古屋場所で再入幕し、番付を上げてきた。先場所は東前頭筆頭で9勝6敗を上げ、再小結に。粘り強い相撲が戻ってきている。2度目の賜杯へ燃えている。

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