【ドーハ世界卓球個人戦】平野美宇が初戦突破　第１Ｇ取られながら逆転勝利　８年ぶりメダルへ…女子シングルス
平野美宇（ 画像（1枚）

◆卓球　◇世界選手権個人戦　第２日（１８日、カタール・ドーハ＝ルサイル・アリーナ）

　【ドーハ（カタール）１８日＝宮下京香】女子シングルス１回戦で、パリ五輪女子団体銀メダルで世界ランク２０位の平野美宇（木下グループ）は、同１２４位のサラ・デナット（ルクセンブルク）をゲームカウント４―１で退け、初戦を突破した。

　第１ゲーム（Ｇ）は相手の独特なサーブから流れを手放し、６―１から６連続失点で逆転された。

サーブから３球目攻撃を仕掛けられ、８―１１で落とした。だが、第２Ｇは８―４から３連続失点したが、タイムアウトを取り、冷静さを取り戻すと、丁寧にレシーブし、ラリーから強烈なフォアハンドを浴びせ、このＧを取り返した。第３Ｇ以降は、持ち前の高速ラリーに持ち込んで相手を翻弄（ほんろう）。逆転勝利で２回戦に駒を進めた。

　個人戦は過去５度、出場してきた。２０１７年には女子シングルスで日本勢４８年ぶりの表彰台となる銅メダルを獲得。経験豊富な２５歳は「毎年、世界卓球を振り返ると、良いことも、大変なこともいろんな記憶が残っている。今回も数年後に振り返ったときに、記憶に残る大会にしたいです」と語っていた。

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