◆卓球 ◇世界選手権個人戦 第2日(18日、カタール・ドーハ=ルサイル・アリーナ)
【ドーハ(カタール)18日=宮下京香】男子シングルスで、世界ランク4位の張本智和(トヨタ自動車)は韓国の難敵・林鐘勳(イム・ジョンフン)を4―1で下した。同じ台で自身の直後に女子シングルス1回戦に臨む妹・美和(木下グループ)に勝利のバトンをつないだ。
張本智は「(シングルスは)攻めなければ勝てないので。一番は出だしですね。1ゲーム目を取れたというのはすごく大きくて。先手必勝が必須」とうなずいた。ダブルスに関しても「初戦だったので、サービス、レシーブを確認しながら、良い初戦だったと思います」と納得の表情を見せた。
男子シングルスでは日本勢46年ぶりの表彰台を目指す。これまでメダルに届かなかった経験から「今回は目標は立てない」と結果よりも目の前のやるべきことに集中。「どっちも同じ考え方。もちろん結果は求めていきたいけど、1日、1勝ずつ。その結果がどんどん先に伸びていく。結果にこだわるより、自分のプレーを」と冷静に見据えた。