人気漫画家の東村アキコ氏が18日、ABEMAで配信された「日曜The NIGHT アキコとオサムが一夜限りの緊急生放送」(日曜・午後9時)に生出演。東村氏の自伝エッセー漫画が原作となった映画「かくかくしかじか」に主演した永野芽郁ついて言及した。
原作者の枠を超えて関わった東村氏は昨年4~5月の撮影期間中、漫画連載をストップしてまでできる限り撮影にも立ち会った。主演の永野には直接デッサンの所作などを指導。「私の手が乗り移ったように、ば~って描いてて、それもすごいなと思いましたね」とのみ込みの早さに驚かされたという。
主演としてセリフの量も多く、かつ宮崎弁だったが「2か月おって、芽郁ちゃんは1回もNGがなかった。(名作漫画)『ガラスの仮面』の北島マヤがここにいると思った。魔法を見ているみたい。天才だなと思いました」と演技力を大絶賛。永野が東村氏を盗み見るように所作をまねていたといい「動きとかしぐさがすごく似ている」と評価した。また「ハードスケジュールの中、座長としてやっていただいて、本当に感謝しているし、それを映画をみた人は雑音が吹き飛んで見られると思う。スキャンダルとか色々あるけど。それしかないと思う」とも話した。
永野は「週刊文春」で俳優の田中圭との不倫疑惑を報じられ、16日行われた同作の初日舞台あいさつは報道陣をシャットアウトし行われる事態となった。
それでも「こんなに作品の力で何かを証明しないといけないっていう、背負ってるかせがデカい映画もない」と笑い「こうやって笑い飛ばしていった方がいいのかなと思いました」と明るく、前向きに話していた。