俳優の阿部寛が主演するTBS系日曜劇場「キャスター」(日曜・午後9時)の第6が19日に放送され、世帯平均視聴率が10・2%を記録したことが19日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 初回は14・2%で好スタート。

第2話は11・7%。第3話は10・9%。第4話は10・4%。第5話は10・8%。今回は前回から0・6ポイント減も2ケタ維持。個人視聴率は6・2%だった。

 民放テレビ局・JBNを舞台にしたオリジナル脚本の社会派エンターテインメント。阿部が演じる進藤壮一は公共放送の社会部記者として経験を積み、視聴率低迷にあえぐJBNの報道番組「ニュースゲート」のメインキャスターに就任。生ぬるい報道体制を見直そうと奮闘し、圧倒的な存在感で周囲を巻き込んでいく。

 第6話は「脳死と診断された夫の肺を娘に移植したい」。藤井真弓(中村アン)の必死の訴えを取材した華(永野芽郁)は、移植を阻んでいるのが現行の臓器移植制度であることを「ニュースゲート」で伝える。放送をきっかけに藤井親子を応援する声が広がるが、週刊誌の記事で真弓への同情は一気に非難へと変わってしまう。

真相を確かめるため、華は本橋(道枝駿佑)を連れて真弓が利用している「医療サポートセンターひまわりネット」へ。そこは進藤(阿部)もずっと追っていた団体で…という展開だった。

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