俳優の阿部寛が主演するTBS系日曜劇場「キャスター」(日曜・午後9時)の第6が19日に放送され、世帯平均視聴率が10・2%を記録したことが19日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
初回は14・2%で好スタート。
民放テレビ局・JBNを舞台にしたオリジナル脚本の社会派エンターテインメント。阿部が演じる進藤壮一は公共放送の社会部記者として経験を積み、視聴率低迷にあえぐJBNの報道番組「ニュースゲート」のメインキャスターに就任。生ぬるい報道体制を見直そうと奮闘し、圧倒的な存在感で周囲を巻き込んでいく。
第6話は「脳死と診断された夫の肺を娘に移植したい」。藤井真弓(中村アン)の必死の訴えを取材した華(永野芽郁)は、移植を阻んでいるのが現行の臓器移植制度であることを「ニュースゲート」で伝える。放送をきっかけに藤井親子を応援する声が広がるが、週刊誌の記事で真弓への同情は一気に非難へと変わってしまう。