俳優の温水洋一が19日、東京・豊島区の「東武百貨店 池袋本店」で映画「ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~」(5月23日公開、曽根剛監督)公開記念トークイベントに登壇した。同デパートで行われている「昭和レトロな世界展」とのコラボイベント。

 同作は、昭和を代表し、日本のファッションデザイナーの草分け的存在であるコシノアヤコさんの波乱万丈な人生を描いたもの。主演は大地真央が務める。

 温水はアヤコが危篤となり、天国か地獄行きかの審判を下される場所に案内をしなければならない天使役。

 温水は「天使の役といわれるのは恥ずかしいのですが…」と冒頭あいさつ。

 大地にとっては映画初主演。コシノアヤコさんの15歳~92歳までを大地が演じる。温水は「最高の作品です。僕のせりふのなかで『ちょっと無理があるんじゃない』ってせりふもあるんですが、全然本音じゃないです」と大地の演技を絶賛。

 大地との共演について「久しぶりだった。最初のシーンのリハーサルの時にまだ私服のジャージ姿で僕がやったら、大地さんが『それが天使の衣装なの…?』とがっかりなさったように聞かれて『違うんです!』と否定しました(笑い)」とエピソードを明かし、「それでも、最後は『温水さんが天使でよかった』と言ってくださった」と続けた。

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