◆第32回平安S・G3(5月24日、京都競馬場・ダート1900メートル、稍重)
ダートの猛者が集結したG3に4歳以上の16頭が出走し、1番人気で岩田望来騎手とコンビのブライアンセンス(牡5歳、美浦・斎藤誠厩舎、父ホッコータルマエ)は直線伸びず9着で、マーチS・G3に続く重賞連勝とはならなかった。今年に入り、2走前のアルデバランSを含め、2連勝で今回のレースに臨んでいた。
1着は松山弘平騎手が騎乗し、4番人気のアウトレンジ(牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎、父レガーロ)で勝ちタイムは1分57秒2。2番人気のロードクロンヌ(藤岡佑介騎手)が2着。3着は10番人気のレヴォントゥレット(鮫島克駿騎手)が入った。
岩田望来騎手(ブライアンセンス=9着)「スローでヨーイドンになってしまって、展開がきつかったです。でも、今日は展開が合わなかっただけで、どんどん秋に向けて成長してくれると思います」
岩田康誠騎手(ルクスフロンティア=10着)「ペースが遅くて、自分の競馬ができませんでした。自分の競馬ができれば、もう少し力を発揮できたと思います」
田口貫太騎手(バハルダール=14着)「うまく外めをリズム良く走れましたが、今日はペースがゆっくりで前残りの競馬になりました。この馬なりに頑張ってくれています」
吉村誠之助騎手(ライオットガール=15着)「こういう馬場で、前につけたかったんですが、内枠の馬たちが速かったです。それでも運びやすいポジションにつけましたが、ペースが上がってからついていくのが精いっぱいでした」