プロボクシングの前IBF世界ミニマム級王者で、24日の試合後に意識もうろうとなり病院に緊急搬送されていた重岡銀次朗(25)=ワタナベ=が大阪府内の病院で入院中であることが26日、分かった。日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛本部事務局長が同日、明かした。
重岡銀は24日、インテックス大阪で昨年7月に王座を奪われた同級王者ペドロ・タドゥラン(タイ)と再戦し、1―2の判定で敗れた。判定結果を聞いた後、コーナーに戻ると意識がもうろうとなり、リング上から担架で運ばれた。控室でも吐き気をもよおすなどしたため、記者会見などは行わず救急車で病院に搬送された。