◆ラグビー リーグワン・プレーオフ準決勝 BL東京31―3神戸(24日、秩父宮ラグビー場)
リーグワン1部の神戸がBL東京に敗れ、プレーオフ準決勝敗退となった。近大から新加入のWTB植田和磨は準々決勝・静岡戦に続いて先発し、フル出場した。
神戸は、前半3分にPGで先取点獲得に成功した。同15分に1トライ1ゴールを奪われて3―7となったが、粘り強く守備を展開。同26分、フィールド右の大外で待つ植田にボールが渡り、タックルを受けながらトライエリアに飛び込んだが手からボールがこぼれてノックフォワードとなった。
そのままのスコアで前半は終えたが、チームは後半に24失点して敗れた。試合後、植田はトライ寸前だったシーンを振り返り「流れを相手に渡してしまった。悔やまれる」と唇をかんだ。しかし、前半35分には自陣ゴールライン付近でのルーズボールに相手を振り切って追いつき、失点を防ぐなど好プレーも光った。昨季王者でもある相手との対戦を終えて「大学を卒業してリーグワンデビューをさせてもらって、この舞台でできるからこそ自分がもっと成長しないといけないというのは身に染みて感じた」と痛感。31日の3位決定戦には、より成長した姿で挑む。