◆大相撲夏場所14日目(24日、東京・両国国技館)

 横綱・豊昇龍(立浪)は、大関・琴桜(佐渡ケ嶽)を寄り切り、11勝目を挙げた。立ち合いで右のまわしを取れなかったが、すぐにもろ差しに切り替え、攻め手を緩めなかった。

「しっかり落ち着いて集中して、思った通りの相撲が取れた」とうなずき、「これで終わるわけじゃない。明日の一番、いい相撲を取って終わりたい」と千秋楽に視線を向けた。

 25日の千秋楽は、2場所連続優勝で横綱昇進を確実にしている大関・大の里(二所ノ関)との結びの一番が組まれた。「もちろん楽しみ。とにかく今日帰ってゆっくり休んで、明日の一番に集中したい」と胸を高鳴らせた。

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