小結・若隆景が１１勝目「下から集中して取れた」　大関取りの起点の場所で白星を上積み
若隆景（手前）が平戸海を押し出しで下し１１勝目を挙げる（カメラ・今西　淳） 画像（1枚）

◆大相撲　▽夏場所１４日目（２４日、東京・両国国技館）

　小結・若隆景（荒汐）が、１１勝目を挙げた。するどい立ち合いから右をのぞかせ、すかさずはず押し。

西前頭３枚目・平戸海の上体を起こして一気に押し出した。「下から集中して取れたと思う」と表情を変えることなく振り返った。

　大関昇進の目安は「三役で直近３場所３３勝」。１３日目に大関取りの起点となる２ケタ白星に乗せたが、さらなる上積みに成功。残り１番へ向けては「しっかり集中して、自分の相撲を取っていきたい」と気を引き締めた。

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