◆大相撲 ▽夏場所14日目(24日、東京・両国国技館)
関脇・霧島(音羽山)が、東前頭7枚目・伯桜鵬(伊勢ケ浜)を突き落として、11勝目を挙げた。「我慢して取ることができて良かった」と振り返った。
大関昇進の目安は「三役で直近3場所33勝」。13日目に大関取りの起点となる2ケタ白星に乗せたが、さらなる上積みに成功。残り1番へ向けては「残り一番に集中して、場所が終わってから振り返りたい」と気を引き締めた。
13日目は家族が両国国技館に応援に駆けつけたといい「昨日は勝てて良かった」と安どした。長女・アヤゴーちゃんはテレビで大相撲を観戦することも多く「見ているときに(自分は)勝ったり負けたり」と悔しそうな表情で話した。まな娘は徐々に力士のしこ名も覚え始めているといい、推し力士は昨年秋場所で引退した元大関の貴景勝(現・湊川親方)だと明かした。