◆大相撲夏場所14日目(24日、東京・両国国技館)
小結・高安(田子ノ浦)が3連勝で5勝9敗とした。西前頭5枚目・千代翔馬(九重)が立ち合いで右に大きく変化したが、動じることなく前に出て、相手が踏み出して白星。
23日に大関・大の里(二所ノ関)が2場所連続優勝を決め、横綱昇進を確実にした。高安は先場所で本割に勝利し、優勝決定戦で敗戦。今場所も2日目に胸を合わせた経験を踏まえ「先場所も強かったですけど、今場所はより強い相撲を取っている。もう勝てないかもしれない。そのぐらい強いですね」と成長を認め、「自分も刺激をもらって頑張りたい」と誓った。