TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)は25日、高騰するコメ価格を受け今月21日に就任した小泉進次郎農相が備蓄米の放出に際しての入札を中止し随意契約を決断したことを報じた。

 小泉氏は、23日に備蓄米の店頭価格を「一定の経費がのったとしても店頭で2000円」と述べた。

さらに番組では21日の就任会見でコメ高騰の根本要因を巡り「不足感がありますから、具体的な新たな取り組みをやらなくてはいけないということで、もう減反はやめるんだ、と」と実質的な減反政策の廃止を明言したことを伝えた。

 JAなどの反発も予想されるが小泉氏は「今、この局面で大事なことは、組織・団体に忖度のしない判断をすることだと思います」と述べたことを番組は伝えた。

 小泉農相の方針について司会を務める膳場貴子アナウンサーは「コメ政策の大転換になるんでしょうか」とコメントした。さらに「小泉大臣は組織団体に忖度しないとも言っています。コメの増産など抜本的改革を進めていくのか」と指摘していた。

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