TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)は25日、自民党の坂本哲志国対委員長が21日に選択的夫婦別姓制度の導入に向けた立憲民主党の民法改正案に関係する法律が650以上あるとした自身の発言を訂正したことを報じた。
今回の問題は、選択的夫婦別姓制度の導入に向け立民が提出した法案を巡り坂本氏が20日に「立憲民主党から出ている法案を検証してみると関係する法律が650以上あります。
これに対し、立民が根拠を求めると法律と政省令の数はデータベースで「氏」と検索して該当した件数だった回答があった。立民の辻元清美代表代行は「法務省に確認したところ、法改正と検討が必要なのは4件だ」と反論していた。
こうした指摘を受け自民党は21日の会見で当初の見解は誤りだったとしたことを番組は報じていた。
この問題に司会を務める膳場貴子アナウンサーは「正確な情報に基づいて政策議論をするのは、基本中の基本だと思うんですけれども」とし「今回、これを見てますと、とにかく先送りする理由を苦し紛れに探したんではないかなと思ってしまうところあるんですよね」と指摘していた。