◆第92回日本ダービー・G1(6月1日、東京・芝2400メートル)日曜追い切り=5月25日、栗東トレセン

 皐月賞5着からの反撃を狙うサトノシャイニング(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父キズナ)は坂路を単走。59秒7―13秒7としまいを軽く伸ばした。

「順調に来ています」と杉山晴調教師もうなずいた。

 皐月賞は外めの16番枠に加え、道中の不利も響いただけに、力を出し切れば反撃は必至。やや前進気勢が強いだけに、道中をいかにスムーズに運べるかがポイント。「そこ(折り合い)をクリアできれば距離もこなしてくれると思う。1回走っているので、東京コース自体は大丈夫」とトレーナー。新コンビを組むのは歴代最多の6勝をマークしている武豊騎手=栗東・フリー=。何よりも鞍上の手綱さばきが不気味だ。

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