京都11R・都大路ステークス(L)・馬トク激走馬=マイネルケレリウス

 福島民報杯では直線鋭く4着に差し込んだルーラーシップ産駒。予定していた新潟大賞典を除外になり、ここに照準を向けてきたが、直前もWコース長めからしっかり追われ、状態の良さはキープできている。

 良績は左回りに集中しているが、3走前のステイヤーズS(中山、7着)でも0秒4差で駆けているように、回り自体は問題がない。母系には6歳で天皇賞・春を制したマイネルキッツがおり、やや晩成傾向の血筋だけに、今まさに充実期。コンパクトな馬体でハンデ55キロは好材料。ルーラーシップ×アグネスタキオンの配合から、時計勝負より、雨を含んだパワー馬場で真価を発揮していい。

 前走直線大外から伸びて上がりNO1で前に迫った脚が再度使えれば、馬券圏内突入のシーンがあって驚けない。

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