JRAは25日、オークス・G1(芝2400メートル)が行われる東京競馬場・芝コースの馬場状態を9R前に「良」と発表。この日に行われていた芝競走は7Rまで「稍重」だったが、ようやく馬場状態が回復したようだ。

 この日の最初の芝競走は4Rで走破時計は1分33秒2。続く5Rは1分48秒5と通常より時計がかかっている。ペースにもよるが、オークスと同じ舞台の7Rは2分29秒5と少し遅めの時計。8頭立ての少頭数だったが、傷み始めた内ラチ沿いを通る馬はいなかった。

 オークス前日の24日は良馬場で行われたが、土曜のレース終了以降には府中市で7・5ミリの雨量を記録。25日の芝は「稍重」でスタートしたが、午前7時時点で芝のクッション値は「8・9」と標準の「8~10」以内に収まっていた。

 ちなみに先週のヴィクトリアマイルは当日に26・5ミリの雨量を記録したが、レース当日の午前7時時点の計測でクッション値は「8・9」だった。気温も上昇したため、東京7Rから「良」に変更された。

 良馬場発表にSNSでは「結局良馬場か。排水機能凄すぎる」「競馬の予想も難しいけど、天気の予想も難しいねぇ笑」「あらあら、やっぱ良馬場に」「ほぼ稍重の良やろw」「馬場読みの難しさを痛感する1日です」「東京芝はかなり重たい馬場ですね」などのコメントが寄せられている。

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