◆ラグビー リーグワン・プレーオフ(PO)準決勝 東京ベイ 28―24 埼玉(25日、秩父宮ラグビー場)
準決勝第2試合は、東京ベイが埼玉を28―24で破り、優勝した一昨季以来2季ぶりの決勝進出。埼玉は、4季連続での決勝進出を逃した。
先制は東京ベイ。前半3分、敵陣右サイド22メートル内のラインアウトから、8次攻撃の末にフッカーのマークスがトライ。7分にPGで3点を返されたが、同10分にはSH藤原忍がキックチャージからトライを決めて12―3とする。埼玉も同14分、敵トライエリア前のスクラムからNO8コーネルセンが持ち込んでトライ。キックも決まり2点差。それでも東京ベイはPGで3点を加えて迎えた前半32分。敵陣左サイド深くのラインアウトから、フッカーのマークス、SH藤原とつないでトライ。22―10とリードを広げ前半を折り返した。
後半は8分、WTBヴァイレアが約50メートルのPGを決めて25―10。埼玉は同10分、敵陣右サイド22メートルライン外でボールを持ったWTB竹山晃暉がキック、こぼれたボールを抑えてトライ。17分にはSO山沢京平が20メートルを走って連続トライを挙げ、キックも決め24―25と迫る。
1点のせめぎ合いは後半36分、東京ベイが左サイドほぼ中央での相手ボールスクラムで反則を奪い、WTBヴァイレアがPGを決めて28―24。
決勝はすでに昨季王者のBL東京が進出を決めており、6月1日に国立競技場でBL東京―東京ベイ戦が行われる。