【日本ダービー展望】クロワデュノールは逆襲へ態勢着々　ミュージアムマイルは２冠なるか
日本ダービーの主な登録馬。※騎手は想定 画像（1枚）

　第９２回日本ダービー・Ｇ１は６月１日、東京競馬場の芝２４００メートルで行われる。

　皐月賞で圧倒的な１番人気に支持されながら２着に終わったクロワデュノール（牡３歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック）だが、道中では押し込められて窮屈になる場面。

流れも後方から脚を伸ばした馬が上位を占めたこと考慮すれば、４角２番手からの連対確保は価値が高い。１週前追い切りは順調に消化し、リベンジの態勢は整いつつある。

　３番人気で見事、皐月賞を制したミュージアムマイル（牡３歳、栗東・高柳大輔厩舎、父リオンディース）はジョアン・モレイラ騎手からダミアン・レーン騎手への豪華乗り替わりで２冠を目指す。１週前には鞍上が騎乗して好感触。こちらも調整は順調だ。

　マスカレードボール（牡３歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ドゥラメンテ）は皐月賞でも３着と好走したが、東京はアイビーＳ・リステッド、共同通信杯で２戦２勝。コース替わりを味方に逆転Ｖを狙う。

　３戦３勝とまだ底をみせていないファンダム（牡３歳、美浦・辻哲英厩舎、父サートゥルナーリア）、クリストフ・ルメール騎手が騎乗予定のショウヘイ（牡３歳、栗東・友道康夫厩舎、父サートゥルナーリア）にも注目が集まる。

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