◆第92回日本ダービー・G1(6月1日、東京競馬場・芝2400メートル)=5月26日、栗東トレセン
レディネス(牡3歳、栗東・昆貢厩舎、父スワーヴリチャード)がプリンシパルSからの連勝を狙う。1996年のダンスインザダーク2着が最高成績で、青葉賞と並んで勝ち馬を輩出できていないステップレースの勝ち馬が、ジンクス打破に挑む。
1週前の21日には栗東・CWコースで6ハロン77秒9―12秒0。その日の一番時計をマークしたが「いつもあれくらい動く馬」と、さらりと言う同助手のコメントが、秘める能力の高さを示す。「東京ではいつもいい脚を使ってくれている。2走ともインを突いて勝負根性を発揮してくれている」。2戦2勝と得意の東京コースで一発を狙う。