◆第139回目黒記念・G2(6月1日、東京競馬場・芝2500メートル)
白毛の二刀流ことハヤヤッコ(牡9歳、美浦・国枝栄厩舎、父キングカメハメハ)が、日本ダービーの余韻が残る東京12Rに登場する。
今年初戦となった日経賞は直線で進路が塞がり追えないシーンがありながら0秒4差。
1週前は美浦・坂路で52秒9―12秒4の追い切り。国枝栄調教師は「坂でやったのは気分転換。もともと動かないタイプだけど、時計は速かった。前回は右にもたれてしまったし、左回りの方がいい」と前走以上を期待する。昨年のアルゼンチン共和国杯をトップハンデ58・5キロ、10番人気で制したベテランが東京2500メートルで再びあっと言わせる。