フェンシングの五輪メダリストで国際オリンピック委員会(IOC)委員などを務める太田雄貴氏が26日、自動車用潤滑油の企画、開発、製造、輸入、販売を手がける「BPカストロール株式会社」(本社・東京都品川区、平川雅規代表取締役社長)の公式ブランドアンバサダー兼営業特別顧問の契約更新会に出席した。

 平川社長は「カストロールは歴史の中で先進的、革新的な技術やブランドをこれまで培ってきました。

昨年、カストロールは創業125周年ということで『Onward, Upward, Forward (前へ、高みへ、さらにその先の未来へ)』ということで、新たな戦略を発表しました。我々がさらなる高み、革新を進めていくために、それをサポートしていただける方として、太田雄貴さんと契約をさせていただきました。今年もまた契約を結ばせていただき、昨年の歩みをさらに強められればと思っています」と契約更新の経緯を説明した。

 太田氏は「カストロールとの未来を切り開いていけることを大変うれしく思います。昨年、様々な車の業界について触れる機会が出てきました。車が皆さんにとって楽しみでありながらも、生活にとって必要なものであるとあらためて痛感した1年でした。それをこれからも伝える側、そういった(業界の)人たちを支える側にまわっていけるようにしていきたいと思っています」と抱負を語った。

 カストロール社は宇宙分野にも60年以上、関わってきたという。平川社長から「太田さんがロケットの会社を作るとか…」と水を向けられる場面も。思わぬオファー? に太田氏はやや慌てながら「そこはイーロンさんという方がいますんでね。そこは彼にお任せして…」と、宇宙企業スペースXなどを率いる実業家のイーロン・マスク氏を引き合いに出し、笑いを誘う場面もあった。

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