日本陸連は26日、27日開幕のアジア選手権(韓国・クミ)日本代表の男子400メートル障害の豊田兼(トヨタ自動車)、女子100メートル障害の福部真子(日本建設工業)が出場辞退することを発表した。

 理由について豊田は「トレーニング中に腰背部に違和感が生じたため」、福部は「体調不良のため」とした。

 豊田は18日のセイコーゴールデングランプリ(東京・国立競技場)で48秒55をマーク。東京世界陸上(9月)の参加標準記録(48秒50)にわずか0秒05届かず「ここで47秒台や標準記録を狙っていた。悔しい」とし、アジア選手権へ向けては「決勝で、タイムをしっかり狙いたい」と話していた。日本記録保持者の福部も同大会に今季初戦として臨み、13秒12で7位だった。

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