フェンシングの女子サーブルW杯は25日、ペルー・リマで団体戦が行われ、世界ランク5位の日本(江村美咲、小林かなえ、尾﨑世梨、金子優衣奈)が銀メダルを獲得。準々決勝から韓国、ウクライナに勝ち、決勝ではフランス(同1位)に38―45で惜敗。
エースの江村美咲(立飛ホールディングス)は、24日には個人で優勝しており、団体とダブル表彰台。協会を通じて「シーズンを振り返ると、日本チーム全体のレベルが少しずつ上がってきていると感じています。まだまだこれからもっと強くなれるチームだと信じているので、仲間とともに新しい歴史をつくっていけるよう、これからも頑張っていきたいです。チームビルディングの面でも、少しずつ前進していると思うので、時間をかけて、最高のチームを目指していきたいです」とコメントした。
また、フランス・サンモールで行われた男子エペのW杯では、日本が団体金メダルを獲得。パリ五輪では2大会連続の表彰台に上がっており、加納虹輝(JAL)は「今シーズンはアジア選手権、世界選手権があります。これからも全ての大会で優勝目指して頑張ります」と今後に意気込み。最年少22歳の浅海聖哉(長谷工コーポレーション)は「シーズン最後の団体戦で優勝することができました。日本に感動を届けられるようにより一層、練習に励みたいと思います」とコメントした。