◆テニス ▽全仏オープン(26日、フランス・パリ)

【パリ26日=吉松忠弘】男子シングルス1回戦で、世界ランキング77位の西岡良仁(ミキハウス)が途中棄権した。同25位のアレクセイ・ポピリン(オーストラリア)に5-7、4-6、2-1の第4ゲーム途中で棄権となった。

 西岡は、今季、左肩の2か所の痛みに悩まされ、大会は、3月中旬のマイアミ・オープンに出場して以降、5月のイタリア国際1大会に出場しただけ。実戦不足で「いかんせん、僕のテニスが、そこまでのクオリティーに上げられていない。どれだけついて行けるかの勝負」と話していた。

 しかし、ふたを開けてみると、棄権は、腰のけがのようだ。試合中に、何度も顔をゆがめて、腰を触る場面があった。第1セット終了後、トレーナーを呼んで、マッサージを受けた。しかし、回復しなかったようだ。

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