◆第92回日本ダービー・G1(6月1日、東京競馬場・芝2400メートル)=5月27日、栗東トレセン

 リラエンブレム(牡3歳、栗東・武幸四郎厩舎、父キズナ)は坂路を65秒4―14秒9。軽快なフットワークで駆け上がった。

1週前の21日には、CWコースで6ハロン79秒3―11秒3と自己ベストをマークしており、当週は整える程度の調整に終始する見込み。「もうハードな調教はいらない」と武幸調教師は問題なしを強調した。

 前走の毎日杯は見せ場なく7着。「明確に馬体面で悪いところがあった訳じゃない」とトレーナーが言うように、敗因をつかみ切れていない部分はあるが、デビュー2戦目のシンザン記念で早々と重賞初V。秘める能力は高い。「時間をとってやってきている。普通に走れると思う」と巻き返しに期待を込めた。

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