◆第8回葵S・G3(5月31日、京都競馬場・芝1200メートル)=5月27日、栗東トレセン
マーガレットS7着のカワキタマナレア(牝3歳、栗東・杉山佳明厩舎、父ヘニーヒューズ)は坂路をキャンター調整。素軽い脚取りで駆けた。
デビュー2戦目の札幌でのシンガポールTC賞を稍重馬場で勝利し、ファンタジーSの不良馬場で0秒1差の5着と、力の要る馬場も苦にしない。G1を除けばすべて上がり最速をマークしている末脚の堅実さが武器だ。「今の京都はいいと思います。最終週ですしね。自分の競馬に徹して、流れが向いてくれれば」と指揮官は力を込めた。