テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は28日、小泉進次郎農相が27日夜に備蓄米の随意契約を一時休止すると発表したことを報じた。

 申し込みをした業者が約70社に達し2022年産の20万トンの申し込み上限に達したため。

 スタジオでは、備蓄米の精米の過程などを紹介。入庫から出荷まで約5日間かかることなどを伝えた。コメ高騰問題にコメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「今回のコメの高騰って消費者は、すごく大変な思いしているけど、こういうふうなことがなかったらコメの生産ってどう行われている、流通とか知ることは、なかったと思うんです」とし「過程の中でさまざまな我々は問題点を知ることができて、ある意味『禍福はあざなえる縄のごとし』だなと思っているんですよ。こういふうな我々がいろんなことを知ったというのは長期的には今、石破総理とか小泉大臣がやろうとしている農政の大転換に向かっていくエネルギーになるのかなと僕は思っているんですね」と指摘した。

 続けて「石破さんだって17年前に同じ事言っているわけですから農水大臣の時。17年間、コメの値段を我々は関心を持つことはなかったわけですね。改めて関心を持つ機会があって、むしろ根本原因はどこにあるのか、やっと気付いてきたと思うんです我々は。その時に巻き返しが当然、これからあり得るんですね。いろんな業界とかから。そういう時にそれじゃダメだよという後押しに、我々がなれるかどうかが、この先、5年10年後に安いお米が食べられるにかかっていると思うんです」と解説していた。

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