◆男子プロゴルフツアー ミズノオープン プロアマ戦(28日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72)
日本ツアー20勝の石川遼(カシオ)がプロアマ戦で最終調整し、「調子は悪くない。ラフは短いから、スコアが伸びそう」と好調をアピールした。
19日に行われた全米オープン(6月12~15日、米ペンシルベニア州オークモントCC)の日本地区最終予選は8アンダーの7位タイで、3年ぶりに本戦出場を逃した。4月の男子ゴルフのメジャー初戦、マスターズは映像で確認し、「感動した。今のトップ選手の争い。トップオブトップ。すごさを改めて感じた。現地には行けてないから肌で感じることはできてないけど、映像を通してもやっぱりすごいなって」と刺激を受けたという。17歳284日で最年少優勝を果たした2009年覇者は、11年ぶりの全英オープン出場を目指し、「ロイヤルポートラッシュは歴史ある場所。次に同じ会場で全英するのはいつになるか分からない。限られた席ですけど、すべては自分がしっかりいいゴルフをして、優勝争いは最低条件」と気を引き締めた。石川は、昨年覇者の木下稜介(AK Racing)、大西魁斗(フリー)と午前8時にイン(10番)からティーオフする。
今大会は、有資格者を除く上位3人が海外メジャー、全英オープン(7月、ロイヤルポートラッシュGC)の出場資格を得る。