FANTASTICSの八木勇征が28日、韓国・釜山市内で開催された「第1回アジアショートドラマアワード」で最優秀俳優賞を受賞した。
八木は、日本テレビが企画・制作した縦型ショートドラマ「最期の授業―生き残った者だけが卒業―」(「UniReel」で配信、1話2分程度)に主演。
八木は「素晴らしい賞をいただくことができ、とても光栄です。ありがとうございます。受賞の知らせはマネジャーさんから聞いたのですが、驚きました。記念すべき最初の受賞者に選ばれたことを、心からうれしく思っています」と喜びをかみ締めた。
撮影前には、プロデューサーの鈴木努氏と役へのアプローチを相談。「生徒役の子たちとの距離感について話し合い、楽屋や待機場所も、先生役の僕と生徒役の俳優の皆さんを別々の場所にしてもらい、あえて話をする環境を作りませんでした。撮影が終わった後は楽しく話しましたが、撮影期間は話しませんでした。それが、作品にいい緊張感を生み出せた理由の一つだと思います。生徒役の子たちにはあの時、怖い思いをさせてしまって申し訳なかったと思います」と回想。「作品に携わった全ての皆さんに感謝し、ひとりの人間として、ひとりの俳優として、ひとりのアーティストとして、誠実に一つ一つの作品と向き合っていきたいと思います」と誓った。