脚本家の三谷幸喜氏が5月31日、司会を務めるTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」(土曜・後10時)に生出演。実写作品とアニメ作品の違いについて、私見を述べる一幕があった。

 今週の「ニュースワードランキング」の14位に入った世界最大規模のアニメの祭典・アニメアワードに絡めて「アニメを作っている人に聞いたんですけど、アニメの台本と僕がやっているような実写のドラマの台本とを比べたら、実写で60分かかる物語をアニメだと30分でできちゃうんですって」と話した三谷氏。

 「どういうことなのかと思ったんだけど、多分、生身の俳優さんみたいに余計な芝居をしないから、アニメの登場人物って」と続けたところで安住紳一郎アナウンサーが「言い方に(トゲが)…。アニメの方がメッセージが伝わりやすい(ということ)」と補足発言。

 この言葉に苦笑した三谷氏は「そういう言い方をすればいい。だから、(アニメは)話がどんどん進んでいくんじゃないかって。だから、アニメが人をひきつける理由ってそこにもあるのかなと思います」と口にすると「僕は生身の俳優さんが大好きですよ」と、きっちりフォローを付け加えていた。

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