トランポリン男子で2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ五輪2大会連続入賞の伊藤正樹さんが、世界麻雀(マージャン)TOKYO2025(7月2~6日)の個人戦日本代表に選出されたことが2日、発表された。伊藤さんは自身のX(旧ツイッター)で「なんか凄(すご)いメンバーの中にいますわ!完全にワクワクしかありません 楽しみつつ全力でぶつかってきます」と意気込んだ。
全日本選手権で7度優勝し、2011年には世界ランキング1位になったこともある伊藤さんは、ロンドン4位、リオ6位と五輪のメダルには一歩届かず2019年に現役を引退。昨年はパリ五輪に出場した西岡隆成(近大)のコーチを務めていた。
マージャンへの“転身”については自身のYouTubeで「学生時代に趣味で麻雀をしていましたが、選手の引退をきっかけにプロになりました!」と自己紹介。23年に日本プロ麻雀協会22期前期プロ試験に合格したという。協会ホームページでは「インパクトある経歴に負けないよう麻雀でも頂点目指して向かっていきます」としており、好きな役は「混一色」だという。