日本テレビ系ドラマ「彼女がそれも愛と呼ぶなら」最終回が5日深夜に放送され、予想外の結末を迎えた。(以下、ネタバレがあります。

ご注意ください)

 伊麻(栗山千明)と氷雨(伊藤健太郎)の結婚式の日を迎えた。牧師役を務めた伊麻の娘・千夏(小宮山莉渚)が「新郎、小森氷雨。あなたはここにいる水野伊麻を愛し、敬い、慈しむことを誓いますか」と聞くと、氷雨は言葉を失う。氷雨は「その前に一ついいですか」と言って伊麻の方を向き「伊麻さんに確認したいことがあります。アトリエにあったあの絵、自画像ですよね。どうして仮面をつけてるんですか。もしかして、伊麻さんは本当の自分を隠して、僕と結婚しようとしてるんじゃないですか」とたずねた。

 伊麻は「生き方を変えるって決めたの」と答えたが、氷雨は「生き方を変えるっていうのは、本当に自分を隠して生きていくってことなんですか。あの仮面の下は、どんな顔なんですか。イエスかノーで答えてください。仮面の下の顔は、笑っていますか…。驚いていますか。

怒っていますか。泣いていますか」。伊麻は泣きながら、正直に「イエス」と答える。氷雨は「最後くらい、ウソついてもよかったのに」と苦笑した。

 伊麻は「ごめんなさい…。氷雨が好きだから、氷雨のためなら変われるって思った。でも、そう思えば思うほど、自分が自分じゃないみたいで」と涙。氷雨は「ようやく分かりました。どんなに愛していても、自分を見失うほど変わる必要なんてない。僕と伊麻さんはあまりに目盛りが違いすぎたんです。その違いがお互いを苦しめるなら…苦しめるなら、僕らは離れた方がいい」と伝え、結局別れることになった。

 まさかの結末にネットはびっくり。

「えーーーーそっちなの?」「ここまで来たのに…」「幸せ展開だと思ったのにまさかの……」「なんという結婚式だ……」「結婚式当日の会話なのか、これ」「あれ、意外な展開?」「伊麻と氷雨の別れという急な展開びっくり」「今そこでその展開まじかー……」「もうつらい…涙が止まらない」「「まさかの展開。すんなりハッピーエンドで終わるんかと思ってたから…こりゃ泣ける」と涙。また「そりゃないぜ伊麻。。」「伊麻さん全員失っとる」と絶句した。

 同作は高校生の娘を持つシングルマザー・伊麻の“複数恋愛”を描いたストーリー。到(丸山智己)、亜夫(千賀健永)、氷雨という3人の恋人がいたが、伊麻は氷雨との結婚を決断。しかし最終回では、その生き方を変えられなかった様子が描かれた。

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