日本テレビ系ドラマ「彼女がそれも愛と呼ぶなら」最終回が5日深夜に放送され、予想外の結末を迎えた。(以下、ネタバレがあります。
伊麻(栗山千明)と氷雨(伊藤健太郎)の結婚式の日を迎えた。牧師役を務めた伊麻の娘・千夏(小宮山莉渚)が「新郎、小森氷雨。あなたはここにいる水野伊麻を愛し、敬い、慈しむことを誓いますか」と聞くと、氷雨は言葉を失う。氷雨は「その前に一ついいですか」と言って伊麻の方を向き「伊麻さんに確認したいことがあります。アトリエにあったあの絵、自画像ですよね。どうして仮面をつけてるんですか。もしかして、伊麻さんは本当の自分を隠して、僕と結婚しようとしてるんじゃないですか」とたずねた。
伊麻は「生き方を変えるって決めたの」と答えたが、氷雨は「生き方を変えるっていうのは、本当に自分を隠して生きていくってことなんですか。あの仮面の下は、どんな顔なんですか。イエスかノーで答えてください。仮面の下の顔は、笑っていますか…。驚いていますか。
伊麻は「ごめんなさい…。氷雨が好きだから、氷雨のためなら変われるって思った。でも、そう思えば思うほど、自分が自分じゃないみたいで」と涙。氷雨は「ようやく分かりました。どんなに愛していても、自分を見失うほど変わる必要なんてない。僕と伊麻さんはあまりに目盛りが違いすぎたんです。その違いがお互いを苦しめるなら…苦しめるなら、僕らは離れた方がいい」と伝え、結局別れることになった。
まさかの結末にネットはびっくり。
同作は高校生の娘を持つシングルマザー・伊麻の“複数恋愛”を描いたストーリー。到(丸山智己)、亜夫(千賀健永)、氷雨という3人の恋人がいたが、伊麻は氷雨との結婚を決断。しかし最終回では、その生き方を変えられなかった様子が描かれた。