福山雅治、１１年ぶり新録「クスノキ」デジタルリリース、クスノキ基金に利益の一部寄付、戦後８０年
６月３０日に配信リリースされる福山雅治の「クスノキ-５００年の風に吹かれて-」。配信利益の一部は「長崎クスノキプロジェクト」を通じて長崎市クスノキ基金に寄付される 画像（1枚）

　歌手で俳優の福山雅治が１１年ぶりに新録した「クスノキ―５００年の風に吹かれて―」を、６月３０日にデジタル配信リリースすることを７日、発表した。

　同曲は、アルバム「ＨＵＭＡＮ」（２０１４年）の収録曲。

福山の故郷・長崎の山王神社に現存する原爆の爆心地から８００メートル地点にある樹齢５００年以上といわれる“被爆クスノキ”を題材に、クスノキの視点から、全ての生命が等しく生きられる世界への願い、生命の尊さやたくましさを描いたナンバー。戦後８０年を迎える２０２５年、新たにボーカルレコーディングを行い、合唱隊やオーケストラが加わる形で編曲された。

　楽曲配信の利益の一部は、「長崎クスノキプロジェクト」を通して長崎市のクスノキ基金に寄付される。この日、福山の公式ＹｏｕＴｕｂｅでは、同市協力のもと制作された「クスノキ―５００年の風に吹かれて―（ＫＵＳＵＮＯＫＩ　ＰＲＯＪＥＣＴ　ｖｅｒ．）」が公開された。

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