元NHKでフリーの有働由美子アナウンサーが8日、キャスターを務めるテレビ朝日系ニュースエンターテインメント番組「有働Times(タイムズ)」に出演。3日に死去した長嶋茂雄さんの訃報を伝える中で、思わず涙を見せた。
番組では、この日に行われた長嶋さんの葬儀・告別式の様子を伝えるVTRが流れた後、スタジオの有働アナはすでに涙声に。
「長嶋茂雄さんの最後の時を皆さんの言葉で知ることができましたけれども、私事で大変恐縮なのですが、28年前に長嶋監督にグラウンドでご挨拶させていただいてから、公私にわたってご指導いただいたんですけども、年齢が近いこともあって、三奈さんのお話をすることが多くて、その時も本当に監督が愛しいものを語る一人の父親の表情に、ちょっと照れながら父親の表情になられていて、三奈さんのことを話すときに『うちのミナコがね、ミナコがね』ってずっとおっしゃっていたので、三奈さんの本名って『三奈子』さんだと思っていたくらいなんですけど、きっとそれは長嶋さんが誰かに語る時に愛しさを込めて呼ばれていた呼び名なのかなっていう風に思い出しました」と長嶋さんとの思い出を明かした。
さらに、三奈さんら家族に向けて「本当に国民的英雄とともに生きるご家族というのは、その大変さもそうですし、その存在の大きさっていうのは私たち図り知ることができないと思います。なので本当にご家族の皆様にも感謝の言葉をお伝えしたいと思います」と涙ながらに語りかけていた。