テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は12日、農林水産省が随意契約による備蓄米の販売が36都道府県で確認されたと発表したことを報じた。

 15日から受け付けが始まった追加放出分のおよそ12万トンは98社から申請があったことも伝えた。

スタジオでは、こうした中、立憲民主党の原口一博衆院議員が7日、佐賀市で開かれた会合で備蓄米に関し「古古古米はニワトリさんが一番食べている。5キロ83円ですよ。それを2000円以上で売ってる」などと発言したことを紹介した。

 コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、備蓄米を巡る原口氏の発言について「5年たつとニワトリのえさになっている理由は、人が食べられないからじゃないんですよ別に。食べられる」とし、自身が試食した体験から「今回、それよくわかりました」と明かした。

 続けて「日本の保存技術であれば、ほぼ味の変化がないっていふうなことが国民全部に分かっちゃったんで、原口議員がああいうふうなことを言ってるってことはミスリードな感じがしますよね」と指摘した。さらに「別にニワトリが食べるようなものを人間が食べているんじゃなくて、人間が食べないっていうのは、食べられないんじゃなくてただ食べないだけなんです。食べなくてしょうがなくてニワトリにって…それは違うってことは日本人は理解したと思いますね」とコメントしていた。

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